mobiledecoder2:update
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mobiledecoder2:update [2021/06/28 14:12] – [配線方法] ytsurui | mobiledecoder2:update [2021/07/04 06:31] – [配線方法] ytsurui | ||
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- | ====== ファームウェア更新方法 (jtag2updi) ====== | + | ====== ファームウェア更新方法 (avrdude) ====== |
- | このページでは、サークル「MT40」で頒布している、「[[: | + | このページでは、サークル「MT40」で頒布している、「[[: |
これ以外の機種の場合は、該当の機種のページをご参照ください。 | これ以外の機種の場合は、該当の機種のページをご参照ください。 | ||
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+ | この手順書は、avrdudeコマンドを直接操作してコンパイル済みのHexファイルを書き込む方法の案内となります。 \\ | ||
+ | 他に[[mobiledecoder2: | ||
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====== はじめに ====== | ====== はじめに ====== | ||
- | [[: | + | [[: |
そのため、ファームウェアの書き換えを行うためにはUPDIインターフェースに対応したマイコンライターを用意する必要があります。 | そのため、ファームウェアの書き換えを行うためにはUPDIインターフェースに対応したマイコンライターを用意する必要があります。 | ||
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PROG端子の「UPDI」は、4.7kΩの抵抗器を介して、Arduinoの「# | PROG端子の「UPDI」は、4.7kΩの抵抗器を介して、Arduinoの「# | ||
- | 線路電源の端子については、ワニ口クリップで線路電源 (コマンドステーション出力やDC12V) に接続します。 | + | 線路電源の端子については、ワニ口クリップで線路電源 (コマンドステーション出力やDC12V) |
+ | |||
+ | <WRAP group> | ||
+ | <WRAP half column> | ||
+ | {{ : | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | <WRAP half column> | ||
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+ | </ | ||
+ | </ | ||
もっとも単純な接続事例を下記写真で示しますので、参考にしてください。 | もっとも単純な接続事例を下記写真で示しますので、参考にしてください。 | ||
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K3057シリーズは構造上、線路端子の裏側に別のパターンが存在しており、そのままワニ口クリップで基板を挟むとはんだレジストが損傷し、意図せず短絡してデコーダ焼損が発生するケースがあります。 \\ | K3057シリーズは構造上、線路端子の裏側に別のパターンが存在しており、そのままワニ口クリップで基板を挟むとはんだレジストが損傷し、意図せず短絡してデコーダ焼損が発生するケースがあります。 \\ | ||
- | そのため、下記例のように厚紙やプラ板などを挟み、線路端子の反対側を保護するように接続してください。 | + | そのため、下記例のように適当な厚紙やプラ板などを挟み、線路端子の反対側を保護するように接続してください。 |
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- | ====== Arduinoをライターにする ====== | + | ====== ArduinoをAVRライターにする ====== |
用意したArduinoにjtag2updiを書き込み、UPDIライターとして機能するようにします。 | 用意したArduinoにjtag2updiを書き込み、UPDIライターとして機能するようにします。 | ||
- | ===== jtag2updiのダウンロード ===== | + | 書き込み方法等の詳細は[[mobiledecoder2: |
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- | 下記ページから、jtag2updiをダウンロードします。 | + | |
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- | ダウンロードしたファイルを展開すると、下記の内容が表示されますので、「source」フォルダを「jtag2updi」に変更します。 | + | |
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- | {{: | + | |
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- | 名前を変更した「jtag2updi」フォルダを開き、「jtag2updi.ino」を開きます。 | + | |
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- | {{: | + | |
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- | ===== jtag2updiのビルド・Arduinoへの書き込み | + | |
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- | 書き込み機として用意したArduinoの種類に合わせ、ボードの種類を選択します。 \\ | + | |
- | 今回の例ではArduino Unoの互換機を用意したため、「Arduino Uno」を選択します。 | + | |
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- | {{:mobiledecoder2: | + | |
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- | メニューから「スケッチ」「検証・コンパイル」を選び、ビルドします。 | + | |
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- | 「マイコンボードに書き込む」を選び、Arduinoに書き込みます。 | + | |
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- | {{: | + | |
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- | これで、ArduinoをUPDIに対応したマイコンライターとして使用する準備が整いました。 | + | |
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====== ファームウェアの準備 ====== | ====== ファームウェアの準備 ====== | ||
- | [[https:// | + | [[https:// |
- | 現在の最新バージョン: Version 2021.06.28 (v1.0.1) | + | 現在の最新バージョン: Version 2021.07.02v2 (v1.0.2) |
{{: | {{: | ||
^ デコーダの型番 ^ 対応するファームウェア ^ | ^ デコーダの型番 ^ 対応するファームウェア ^ | ||
- | | K3066RA | [[https:// | + | | K3066RA | [[https:// |
- | | K3057RA | [[https:// | + | | K3057RA | ::: | |
- | | K3057RA-S | [[https:// | + | | K3057RA-S | ::: | |
- | | K3057-T | [[https:// | + | | K3057-T | [[https:// |
- | | K3057-ST | [[https:// | + | | K3057-ST | ::: | |
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mobiledecoder2/update.txt · 最終更新: 2021/07/04 12:29 by ytsurui