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K4595F

KATO製鉄道模型車両の先頭車に搭載されているライト基板を交換することで、DCC化することができるデコーダです。
主にDCCフレンドリー型デコーダに対応する基板が搭載されている車両に対応しています。

【頒布ページ (Booth)】
https://mt40.booth.pm/items/3986712


型番の違いについて

型番 表面LED 裏面LED おもな対応車両 LEDが同配置となるK社基板名
K4595F
(LEDなし)
- - 汎用
K4595F-LED TypeA 白色
P1 (ヘッドライト)
白色
P2 (テールライト)
101系、113系、E231系近郊型等 4595-1G
クモハ101 ライトユニット
K4595F-LED TypeB 電球色
P1 (ヘッドライト)
赤色
P2 (テールライト)
683系、80系など 4510-1G
クロ683ライトユニット
(電球色)
K4595F-LED TypeC 白色
P2 (テールライト)
白色
P1 (ヘッドライト)
731系、E231系通勤型、E233系等 4526G
クハ731-100 ライトユニット
K4595F-LED TypeD 電球色
P1 (ヘッドライト)
電球色
P2 (テールライト)
西武5000系、
E127系(2023年ロット) など
14306-1G
西武クハ5507 ライトユニット
K4595F-LED TypeE 白色
P1 (ヘッドライト)
赤色
P2 (テールライト)
287系 など 4683G
クロ682 ライトユニット

おもな特徴


仕様

項目 内容
基板寸法 35mm x 13mm x 1.7mm
推奨最大電圧 16V
搭載する鉄道模型車両の定格電圧以下で使用してください。
絶対最大定格電圧 22V
定格出力電流 0.1A (ファンクション)
デコーダリセット方法 CV8 = 8 または CV8 = 13 を書き込む

※本製品は、Nゲージ鉄道模型製品に搭載することを前提に設計・製造しております。
お客様の工夫により、より大きいゲージの鉄道模型製品に搭載することも可能ですが、自己責任でお願いいたします。


基板の表記と対応するファンクション初期値

基板表記 ファンクション内容 ファンクションキー番号 動作する走行方向 出力ポートの仕様
1 (P1) ヘッドライト F0 前進 定電流出力 (約10mA)
2 (P2) テールライト左 F1 後進 定電流出力 (約10mA)
入替標識灯 F7 -
P3 テールライト右 F1 後進 トランジスタ出力 (最大50mA)
P7 室内灯 (蛍光灯) F3 - トランジスタ出力 (最大50mA)

※デコーダ裏面のREVジャンパを使用した場合、前進と後進の関係が逆になります。


配線方法

K4595FへのLEDの搭載や配線は、下図のように行ってください。

電解コンデンサの搭載はオプションとなりますが、搭載するとより安定した動作をさせることができます。


搭載方法

1, 車両の分解

K4595Fデコーダを搭載する車両のボディを外します。

2, 椅子の取り外し

椅子パーツを取り外して、ライト基板にアクセスできる状態にします。

3, ライト基板の取り外し

もともと搭載されているライト基板とスイッチパーツを取り外します。
同時に通電用のバネも取り外します。

4, K4595Fデコーダの取り付け

ライト基板と交換する形で、K4595Fデコーダを搭載します。
車両により、一部干渉箇所を加工する必要がある場合もあります。

この際、通電用の板バネは最後に取り付けますのでまだ取り付けません。

5, 椅子パーツの取り付け

椅子パーツを元に戻します。

6, 通電バネの取り付け

DCCフレンドリーデコーダ取付用のフタを開けます。

板バネをピンセット等で挟み、車両の通電板とデコーダの間に差し込みます。

途中までピンセットで挟んで押し込んだら、あとはピンセットの先などで押し込むと簡単に取り付けられます。

最後にDCCフレンドリーデコーダ取付用のフタを戻したら完成です。


各種ドキュメント

DCCデコーダー (第二世代) 共通のドキュメントとなります。