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搭載例:KATO DD13 初期形
KATO DD13 初期形 (品番: 7012-1)にK7012RAを搭載する事例です。
この例ではデコーダ単体の組み込み加工のみを紹介します。
※テールライトが不要な場合は、該当の項目を読み飛ばしてくださいませ。
今回の例では、K3066RAを使用します。
純正基板と外形がほぼ同じであるため、基板を差し替える形でDCC化が可能です。
テールライト点灯に必要な加工
テールライト用のLEDを搭載するために、先に搭載箇所に加工を行います。
今回の例ではスカートのパーツでLEDの配線を押さえ、固定する方法で加工を行います。
まず、スカートを取り外します。
デコーダへのLED実装
デコーダ本体にLEDを実装し、車両に搭載する準備を行います。
この作例では、元の基板に実装されているLEDは使わず、新しいLEDを実装しました。
LEDは草心デジタル様で販売されているSC4008WWHを使用しております。
また、純正基板からモーターへの通電用パーツを移植しておきます。
黒いパーツは基板上の部品と干渉するのと、単独でも十分に固定できるため、取り付けなくても支障はありません。
出荷時に貼り付けられているカプトンテープは、はがさずにご利用ください。
はがしてしまうと、車両側のダイキャストと電気的に接触し、デコーダの焼損事故につながる可能性があり、大変危険です。
出荷時にはカプトンテープがはみ出る形で貼り付けられていますが、はみ出ている分のカットは問題ありません。
ボディ側の干渉箇所の調整
動力ユニット側にデコーダを搭載したら、ボディ側との干渉箇所を確認、切除してボディを元通りはめられるように加工します。
まず、ボディと屋根を分離します。
裏側にツメがありますので、そこを爪楊枝などで軽く押してやると外れます。
プリズムを車体から外して切り詰める場合、運転台パーツ(緑色のパーツ)を取り外してから外します。
運転台パーツは左右の突起を側面窓パーツで挟むことで固定されているため、ボディを慎重に広げて取り外します。