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mobiledecoder2:k4595f

文書の過去の版を表示しています。


K4595F

KATO製鉄道模型車両の先頭車に搭載されているライト基板を交換することで、DCC化することができるデコーダです。
主にDCCフレンドリー型デコーダに対応する基板が搭載されている車両に対応しています。

【頒布準備中】


型番の違いについて

型番 表面LED 裏面LED おもな対応車両
K4595F
(LEDなし)
- - 汎用
K4595F-LED TypeA 白色
P1 (ヘッドライト)
白色
P2 (テールライト)
101系、113系、E231系等多数
K4595F-LED TypeB 電球色
P1 (ヘッドライト)
赤色
P2 (テールライト)
80系など

おもな特徴

  • KATO製鉄道模型車両の先頭車に使用されているライト基板と入れ替えることで、簡単にDCC化が可能。
    (車両によっては、干渉箇所の切削が必要になる可能性もあります)
  • 4系統のファンクションを搭載し、ヘッドライトとテールライト以外に室内灯の制御についてもデコーダ1個で行うことができます。
    (車両側の配線加工が必要です)
  • デコーダ裏面のはんだジャンパを短絡させることで、CV29の設定を変更せずに進行方向を変更可能。
  • ヘッドライトとテールライトのLEDは、基板上に設置できます。
  • ファンクション番号はF0-F28を任意に割り当て可能。
  • ヘッドライトを停車時に減光する機能を搭載。
  • アナログコントローラーでの操作に対応。
    純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力方式のコントローラーにおいても走行可能です。

仕様

項目 内容
基板寸法 35mm x 13mm x 1.7mm
推奨最大電圧 16V
搭載する鉄道模型車両の定格電圧以下で使用してください。
絶対最大定格電圧 22V
定格出力電流 0.1A (ファンクション)
デコーダリセット方法 CV8 = 8 または CV8 = 13 を書き込む

※本製品は、Nゲージ鉄道模型製品に搭載することを前提に設計・製造しております。
お客様の工夫により、より大きいゲージの鉄道模型製品に搭載することも可能ですが、自己責任でお願いいたします。


基板の表記と対応するファンクション初期値

基板表記 ファンクション内容 ファンクションキー番号 動作する走行方向 出力ポートの仕様
1 (P1) ヘッドライト F0 前進 定電流出力 (約10mA)
2 (P2) テールライト左 F1 後進 定電流出力 (約10mA)
入替標識灯 F7 -
P3 テールライト右 F1 後進 トランジスタ出力 (最大50mA)
P7 室内灯 (蛍光灯) F3 - トランジスタ出力 (最大50mA)

※デコーダ裏面のREVジャンパを使用した場合、前進と後進の関係が逆になります。


搭載方法

1, 車両の分解

K4595Fデコーダを搭載する車両のボディを外します。

2, 椅子の取り外し

椅子パーツを取り外して、ライト基板にアクセスできる状態にします。

3, ライト基板の取り外し

もともと搭載されているライト基板とスイッチパーツを取り外します。
同時に通電用のバネも取り外します。

4, K4595Fデコーダの取り付け

ライト基板と交換する形で、K4595Fデコーダを搭載します。
車両により、一部干渉箇所を加工する必要がある場合もあります。

この際、通電用の板バネは最後に取り付けますのでまだ取り付けません。

5, 椅子パーツの取り付け

椅子パーツを元に戻します。

6, 通電バネの取り付け

DCCフレンドリーデコーダ取付用のフタを開けます。

板バネをピンセット等で挟み、車両の通電板とデコーダの間に差し込みます。

途中までピンセットで挟んで押し込んだら、あとはピンセットの先などで押し込むと簡単に取り付けられます。

最後にDCCフレンドリーデコーダ取付用のフタを戻したら完成です。


各種ドキュメント

mobiledecoder2/k4595f.1682521713.txt.gz · 最終更新: 2023/04/26 15:08 by ytsurui

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