====== 搭載例: MICRO ACE キロ29 ======
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MICRO ACE キロ29 (品番: A3672) に、[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]を搭載する場合の作例です。
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====== 用意するもの ======
* [[mobiledecoder2:m02light-n#型番ごとの機能対応表|M02Light-N-C-F0RA]] \\ (中間動力車用 室内灯型デコーダ)
* ポリウレタン電線、ジュンフロン電線等の少し細目の電線 \\ (モーターへの電流経路となるため、ライトユニット間の配線よりは太目にしてください)
* 銅箔テープ
* 室内灯用の通電ばね ([[https://hs-tamtam.co.jp/product/detail/295999/|TORM. TP-017]]が組付け確認済み)
* はんだごて、ニッパー等の工具類
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====== デコーダへの配線準備 ======
モーターの配線を、集電板への直接接続からデコーダ経由にできるように改造していきます。
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===== 車両の分解 =====
車両から動力ユニットを取り外し、分解します。
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===== モーターへの配線の作成 =====
本作成例では銅箔テープを用いて客室内の窓のない個所から配線を引き出すように構成しました。\\
左の写真は加工後の椅子パーツ裏側の状態となります。 \\
まず、集電用の銅板の配線経路となる箇所にカプトンテープで絶縁を行います。\\
その後、銅箔テープを使ってモーターへの配線経路を作成します。
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上から見た図です。 \\
銅箔テープに室内灯デコーダへ接続用の電線を半田付けしてから取り付けます。\\
この時、配線がモーターの左右どちらから結線しているものか分かるようにしておきます。
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===== 室内灯デコーダ干渉箇所の切断 =====
赤丸箇所の出っ張りが室内灯デコーダと干渉するため切り取ります。
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加工した状態です。\\
これで車両側の下準備は完了です。
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====== DCCデコーダの搭載・配線 ======
DCCデコーダとして、[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]の[[mobiledecoder2:m02light-n#型番ごとの機能対応表|M02Light-N-C-F0RA]]を搭載します。
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===== デコーダ本体の準備 =====
[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]は、搭載する車両に合わせて延長部分の基板を継ぎ足して必要な長さの室内灯として使うことができる構造となっております。
まず、車両の長さに合わせて、どの程度の長さを用意すれば良いかを現物合わせで確認します。
確認した結果、今回は左写真のように延長基板を3マス+1マス分しました。
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デコーダ本体と延長基板をはんだ付けし、接続します。
マスキングテープで両基板を固定するか、あるいはこの作例のようになんらかの部材で基板を挟み、中心が合うように固定してからはんだ付けするとうまく接続できます。
接続部には、抵抗やLEDの足、すずメッキ線、あるいは銅線や真鍮線などを使用して通電するようにします。
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===== デコーダへのバネの取り付け・搭載準備 =====
デコーダ本体にバネを取り付け、線路からの給電ができるようにします。
この作例では、[[https://hs-tamtam.co.jp/product/detail/295999/|TORM. TP-017]]を使用しています。
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動力車での使用となりますので、バネを3mm程度カットし、必要な長さにします。
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デコーダ本体にバネを取り付けます。\\
あらかじめ真鍮製のネジが取り付けられているため、バネを時計回りに回しながら取り付けます。
作例では蛍光灯っぽい発色とするため 0.1mm 厚のプラペーパーを LED 部分に貼り付けました。
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====== デコーダ搭載・配線作業 ======
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===== 車両へのデコーダ取り付け =====
純正品の室内灯を搭載するのと同じ要領でデコーダを搭載し、モーターからの配線を、デコーダの「M+」「M-」端子に接続します。 \\
配線を左右でクロスさせないように接続してください。
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====== 搭載完了・動作確認 ======
念のため、ボディを戻す前に一度線路上に置き、室内灯がF3でオンオフできるか確認します。 \\
問題がなければ、ボディを元に戻して完成となります。
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