====== 搭載例: TOMIX モハ484-703 (動力車) ======
{{:dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-01.jpg?400|}}
TOMIX モハ484-703 (品番/品名: 98822 TOMIX 485-700 系リゾートやまどり) に、[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]を搭載する場合の作例です。
この作例では、モーターに直接結線する例を紹介しています。 \\
モーターを分離できるようにしたい場合は[[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-97935:m102|モハ102 (動力車)]]の作例を参照してください。
----
====== 用意するもの ======
* [[mobiledecoder2:m02light-n#型番ごとの機能対応表|M02Light-N-C-F0RA]] \\ (中間動力車用 室内灯型デコーダ)
* ポリウレタン電線、ジュンフロン電線等の少し細目の電線 \\ (モーターへの電流経路となるため、ライトユニット間の配線よりは太目にしてください)
* 直径2mmのプラ棒
* 室内灯用の通電ばね ([[https://hs-tamtam.co.jp/product/detail/295999/|TORM. TP-017]]が組付け確認済み)
* はんだごて、ニッパー、ピンバイス等の工具類
----
====== デコーダへの配線準備 ======
モーターの配線を、集電板への直接接続からデコーダ経由にできるように改造していきます。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-02.jpg?400 |}}
===== 車両の分解 =====
車両から動力ユニットを取り外し、分解します。
----
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-03.jpg?400 |}}
===== モーターへの結線 =====
モーターを取り出します。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-04.jpg?400 |}}
モーターの端子に電線を接続します。 \\
端子の穴に電線を通し、少量はんだ付けします。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-05.jpg?400 |}}
モーターホルダーの赤丸箇所を切り取って電線の通せるようにします。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-06.jpg?400 |}}
モーターホルダーを加工した状態です。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-07.jpg?400 |}}
モーターホルダーにモーターを組みつけた状態です。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-08.jpg?400 |}}
電線の引き通し箇所に合わせて、椅子パーツに電線を通すための穴を開けます。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-09.jpg?400 |}}
台車以外の動力ユニットを組み立てて、電線が椅子パーツに開けた穴から出るようにします。
----
====== DCCデコーダの搭載・配線 ======
DCCデコーダとして、[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]の[[mobiledecoder2:m02light-n#型番ごとの機能対応表|M02Light-N-C-F0RA]]を搭載します。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-10.jpg?400 |}}
===== デコーダ本体の準備 =====
[[mobiledecoder2:m02light-n|M02Light-Nシリーズ]]は、搭載する車両に合わせて延長部分の基板を継ぎ足して必要な長さの室内灯として使うことができる構造となっております。
まず、車両の長さに合わせて、どの程度の長さを用意すれば良いかを現物合わせで確認します。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-1-12.jpg?400 |}}
確認した結果、今回は延長基板を3マス分使用すればちょうど良いことがわかりましたので、左写真のようにカットします。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-11.jpg?400 |}}
デコーダ本体と延長基板をはんだ付けし、接続します。
マスキングテープで両基板を固定するか、あるいはこの作例のようになんらかの部材で基板を挟み、中心が合うように固定してからはんだ付けするとうまく接続できます。
接続部には、抵抗やLEDの足、すずメッキ線、あるいは銅線や真鍮線などを使用して通電するようにします。
----
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98088:t98088-2-05.jpg?400 |}}
===== デコーダへのバネの取り付け・搭載準備 =====
デコーダ本体にバネを取り付け、線路からの給電ができるようにします。
この作例では、[[https://hs-tamtam.co.jp/product/detail/295999/|TORM. TP-017]]を使用しています。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-12.jpg?400 |}}
動力車での使用となりますので、バネを3mm程度カットし、必要な長さにします。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-13.jpg?400 |}}
デコーダ本体にバネを取り付けます。
あらかじめ真鍮製のネジが取り付けられているため、バネを時計回りに回しながら取り付けます。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-14.jpg?400 |}}
純正品の室内灯を搭載するのと同じ要領でデコーダを搭載しますが、そのまま搭載しますと椅子パーツ側の室内灯の支えとの間に空間があるため、デコーダが少し垂れ下がってしまいます。
そのため、車両への搭載前に、2mmのプラ丸棒を使用してスペーサーを作成し、ゴム系接着剤で取り付けています。
----
====== デコーダ搭載・配線作業 ======
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-15.jpg?400 |}}
===== 車両へのデコーダ取り付け =====
純正品の室内灯を搭載するのと同じ要領でデコーダを搭載し、モーターからの配線を、デコーダの「M+」「M-」端子に接続します。 \\
配線を左右でクロスさせないように接続してください。
----
====== 搭載完了・動作確認 ======
念のため、ボディを戻す前に一度線路上に置き、室内灯がF3でオンオフできるか確認します。 \\
問題がなければ、ボディを元に戻して完成となります。
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-16.jpg?400 |}}
{{ :dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822:98822-2-01.jpg?400 |}}
----