====== 搭載例:KATO EF81 北斗星色 ======
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KATO EF81 北斗星色 (品番: 3066-8)に[[mobiledecoder2:k3066ra|K3066RA]]を搭載する事例です。 \\
この例では、ヘッドライトとテールライトを搭載し、入換標識灯までできるように加工します。
※テールライトが不要な場合は、該当の項目を読み飛ばしてくださいませ。
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===== 車両の分解 =====
ボディを外して、動力ユニットだけにします。
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今回の例では、[[mobiledecoder2:k3066ra|K3066RA]]を使用します。 \\
純正基板と外形がほぼ同じであるため、基板を差し替える形でDCC化が可能です。
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===== テールライト点灯に必要な加工 =====
テールライト用のLEDを搭載するために、先に搭載箇所に加工を行います。 \\
今回の例ではスカートのパーツでLEDの配線を押さえ、固定する方法で加工を行います。
まず、スカートを取り外します。
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スカートを取り外した後、ダイキャスト側をカプトンテープで絶縁します。 \\
6mm幅のものを使用するとはみ出した部分の切断が不要で、ピッタリと収まります。
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スカート側は、LEDを設置する分だけ削って広げます。 \\
左が加工後、右が加工前になります。
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===== デコーダへのLED実装 =====
デコーダ本体にLEDを実装し、車両に搭載する準備を行います。
この作例では、元の基板に実装されているLEDは使わず、新しいLEDを実装しました。 \\
LEDは草心デジタル様で販売されている[[https://www.sousin.net/shopdetail/012008000005/012/008/X/page1/order/|SC4008WWH]]を使用しております。
また、純正基板からモーターへの通電用パーツを移植しておきます。 \\
黒いパーツは基板上の部品と干渉するのと、単独でも十分に固定できるため、取り付けなくても支障はありません。
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出荷時に貼り付けられているカプトンテープは、はがさずにご利用ください。 \\
はがしてしまうと、車両側のダイキャストと電気的に接触し、デコーダの焼損事故につながる可能性があり、大変危険です。
出荷時にはカプトンテープがはみ出る形で貼り付けられていますが、はみ出ている分のカットは問題ありません。
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===== テールライト用LEDの取り付け =====
テールライト用のLEDを搭載していきます。
この作例では、1608タイプのチップLEDにUEW(ポリウレタン電線)をはんだ付けして組み込んでいます。
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LEDの配線をスカートとダイキャストの間に挟み込み固定します。 \\
必要に応じ、LEDとダイキャストの間に両面テープを貼って仮止めにすると良いです。
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電線を適切な長さに切り、デコーダのパッドにはんだ付けします。
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正面から見るとこのような感じになります。
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LEDのカソード側を各ファンクションのパッドに、アノード側を+12Vのパッドに接続します。 \\
P2、P3を前進側、P5、P6を後進側に配線します。
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===== ボディ側の干渉箇所の調整 =====
動力ユニット側にデコーダを搭載したら、ボディ側との干渉箇所を確認、切除してボディを元通りはめられるように加工します。
まず、ボディと屋根を分離します。 \\
裏側にツメがありますので、そこを爪楊枝などで軽く押してやると外れます。
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屋根を取り外したボディを動力ユニットに被せて、実際に干渉している箇所を確認します。
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取り付けるLEDによっては、ヘッドライトのプリズムに干渉する場合もありますので、このような場合はプリズムを切り詰める加工も行います。
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プリズムを車体から外して切り詰める場合、運転台パーツ(緑色のパーツ)を取り外してから外します。 \\
運転台パーツは左右の突起を側面窓パーツで挟むことで固定されているため、ボディを慎重に広げて取り外します。
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ボディの干渉箇所のカットとヘッドライトのプリズムのカットを行ったところです。 \\
干渉が無いことを確認したのち、屋根パーツを取り付けてボディを動力ユニットに戻します。
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===== ライトの点灯状態 =====
** ヘッドライト: F0 **
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** テールライト: F1 **
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** 入替標識灯: F7 **
※入替標識灯モードの場合は、進行方向にかかわらず両エンドのテールライトが片目点灯となります。