====== M02Light-N ====== LED室内灯 幅狭タイプが適合する車両に搭載できる、DCCデコーダ一体型の室内灯です。 \\ 標準で室内灯の制御ができるように実装されているほか、動力車用、ファンクション出力付きなど型番によりいくつかの種類があります。 {{:mobiledecoder2:m02light-n:m02light-n-f3ra.jpg?400|}} \\ {{:mobiledecoder2:m02light-n:m02light-n_bottom.jpg?400|}} 【頒布ページ (Booth)】 \\ https://mt40.booth.pm/items/4921283 (N-Bシリーズ・電球色) \\ https://mt40.booth.pm/items/4921272 (N-Cシリーズ・白色) https://mt40.booth.pm/items/4404151 (N-Aシリーズ・保守品) ---- ====== おもな特徴 ====== * 幅狭型室内灯が適合するTOMIX製車両、マイクロエース製車両などに搭載可能。 * 市販の室内灯用ばねをそのまま取り付けられるようにネジをあらかじめ取り付け済み。 * 搭載する車両に合わせて、本体の前後に延長用基板をつぎ足しすることで、必要な長さを得ることが可能。 ---- ====== 型番ごとの機能対応表 ====== 下記型番の「x」は実装されているLEDの種類となります。 ^ LED種類コード ^ 室内灯LEDの色 ^ | A | 白色 | | B | 電球色 | | C | 白色 | ^ 型番 ^ モーター \\ 出力 ^ BiDi ^ ブレーキ ^ Func \\ P1 / P2 / P6 ^ Func \\ P3 / P4 / P5 ^ 両極性Func ^ おもな用途 ^ ^ M02Light-N-x-F6RA | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | | 両運転台型動力車 | ^ M02Light-N-x-F3RA | ○ | ○ | ○ | ○ | | | 片運転台型動力車 | ^ M02Light-N-x-F0RA | ○ | ○ | ○ | | | | 中間動力車 | ^ F02Light-N-x-F6 | | | | ○ | ○ | | 両運転台型トレーラー車 | ^ F02Light-N-x-F3 | | | | ○ | | | 片運転台型トレーラー車 | ^ F02Light-N-x-F0 | | | | | | | 中間トレーラー車 | ^ F02Light-N-x-FB | | | | ○ | | ○ | 片運転台型トレーラー車 \\ (ライトユニット改造なし) | ※ファンクションP1からP6については、すべてトランジスタ出力となっております。 \\ (各ファンクションあたり最大50mA程度) ファンクションの使用方法については「配線方法」や「搭載例」もご参照ください。 ---- ====== 仕様 ====== ^ 項目 ^ 内容 ^ | 基板寸法 | 88mm x 10mm x 2.1mm \\ (基板厚: 0.8mm) | | 推奨最大電圧 | 16V \\ 搭載する鉄道模型車両の定格電圧以下で使用してください。 | | 絶対最大定格電圧 | 22V | | 定格出力電流 | 0.5A (モーター) / 0.1A (ファンクション) | | PWM周波数 | 40kHz + 30Hz/60Hz/120Hz \\ 低周波成分は、CV60の設定値で有効無効切り替え、変更できます。 | | 室内灯LED (P7) | トップビュー型白色LED x 8個 (Aタイプ) \\ トップビュー型電球色LED x 8個 (Bタイプ) | | デコーダリセット方法 | CV8 = 8 または CV8 = 13 を書き込む | ---- ===== 基板の表記と対応するファンクション初期値 ===== 基板上のファンクション出力端子と、コントローラー側のファンクション番号の対応は下記となっております。 型番により、搭載のないファンクション (配線しても機能しない) がありますので、使用している型番を確認の上ご利用ください。 ^ 基板表記 ^ ファンクション内容 ^ ファンクションキー番号 ^ 動作する走行方向 ^ | P1 | ヘッドライト | F0 | 前進 | | P2 | テールライト左 \\ (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 | | P3 | テールライト右 \\ (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 | | P4 | ヘッドライト | F0 | 後進 | | P5 | テールライト左 \\ (P4と同じ側に対応) | F1 | 前進 | | P6 | テールライト右 \\ (P4と同じ側に対応) | F1 | 前進 | | P7 | 室内灯(蛍光灯) | F3 | - | | - | ヘッドライト減光 | F4 | - | | - | 入換標識灯 \\ (テールライト左のみ点灯) | F7 | - | | - | 入換速度モード \\ (走行速度の上限値を下げる) | F7 | - | 両極性ファンクションを搭載した型番では、モーター制御端子にライトユニットを接続することで、モーター制御の代わりに下記のファンクションとして動作します。 ^ 基板表記 ^ ファンクション内容 ^ ファンクションキー番号 ^ 動作する走行方向 ^ | M+ \\ M- | ヘッドライト \\ テールライト | F0 | 前進 (ヘッドライト、M+ -> M-方向へ通電) \\ 後進 (テールライト、M- -> M+方向へ通電) | ※基板表記が無いものは仮想ファンクションですが、ファンクションの初期値として便宜上表記してあります。 ---- ====== 搭載方法 ====== 準備中です。 ---- ====== 配線方法 ====== デコーダの各ポートに、必要となる配線をはんだ付けして使用します。 \\ 線路電源については、基板に装備されているネジに各社から販売されている室内灯用バネを取り付けます。 {{:mobiledecoder2:m02light-n:m02light-n-conn.jpg?600|}} ---- ====== 搭載例 ====== * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98088|TOMIX キハ143 (品番: 98088)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-9462|TOMIX キハ55 トレーラー車 (品番: 98111 / 9462など)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-92476-tc111|TOMIX クハ111 (品番: 92475 / 92476 / 92477)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-8461|TOMIX キハ40]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98104|TOMIX GV-E400 (品番: 98104 / 98105)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-97935|TOMIX 103系 (JR西日本仕様・混成編成・ウグイス) (品番: 97935 / 98422)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98475|TOMIX E129系 (品番: 98474 / 98475 / 98476)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-92189|TOMIX 三陸鉄道36-700型]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98822|TOMIX 485-700 系リゾートやまどり (品番:98822)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:tomix-98839-tce230_tce231|TOMIX E231系 (品番: 98839 / 98708など)]] * [[dccdecoder:搭載事例:m02light-n:microace-a3672|MICRO ACE キロ59系リゾートサルーン・フェスタ (品番: A3672)]] ---- ====== 各種ドキュメント ====== DCCデコーダー (第二世代) 共通のドキュメントとなります。 * [[mobiledecoder2:docs:cvlist|CV値一覧]] * [[mobiledecoder2:docs:motorctrl|モーター制御関連の設定]] * [[mobiledecoder2:docs:funcconfig|ファンクションの設定について]] * [[mobiledecoder2:docs:analogoperation|アナログ環境での運転方法と設定について]] * [[mobiledecoder2:docs:disable-bidi|BiDi(Railcom)の送出を無効にする方法]] * [[mobiledecoder2:docs:asymmetric-dcc|ブレーキ機能 (アシンメトリーDCC) について]] * [[mobiledecoder2:firmware|ファームウェア情報]] ---- ====== ファームウェア書き換え方法 ====== ファームウェア書き換えは、デコーダ本体にあらかじめ装備されている「PROG」端子を使用して行います。 \\ この端子に、UPDI対応のAVRライターを接続して書き換えを行います。 ----