ctrlmodule:railcomturnoutswitch
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| ctrlmodule:railcomturnoutswitch [2022/07/31 15:12] – [回路図] ytsurui | ctrlmodule:railcomturnoutswitch [2022/08/04 15:03] (現在) – [オープンソース] ytsurui | ||
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| + | 【頒布準備中】 | ||
| BiDi (Railcom)によって送信される車両のアドレス情報を利用して、接続されているポイント線路を自動的に転換することが可能な装置です。 \\ | BiDi (Railcom)によって送信される車両のアドレス情報を利用して、接続されているポイント線路を自動的に転換することが可能な装置です。 \\ | ||
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| [[https:// | [[https:// | ||
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| * 本機器に接続されている線路を走行しているBiDi対応デコーダを搭載した車両のアドレスを表示します。 | * 本機器に接続されている線路を走行しているBiDi対応デコーダを搭載した車両のアドレスを表示します。 | ||
| * 本体の「Closed」「Thrown」ボタンを押すだけで、表示されているアドレスの車両がポイントのどちらの方向に進むかを簡単に設定可能。 \\ 設定作業にパソコン等は必要なく、装置単独で操作可能。 | * 本体の「Closed」「Thrown」ボタンを押すだけで、表示されているアドレスの車両がポイントのどちらの方向に進むかを簡単に設定可能。 \\ 設定作業にパソコン等は必要なく、装置単独で操作可能。 | ||
| - | * 設定した内容はユニット上のマイコンのEEPROMに記録されるため、電源を切っても保持されます。。 | + | |
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| * アドレスとポイント転換方向の関係性は、最大100アドレス分を記憶可能。 | * アドレスとポイント転換方向の関係性は、最大100アドレス分を記憶可能。 | ||
| * アクセサリアドレスの割り当ても可能。 \\ スロットルから手動で転換したり、自動動作した進行方向を一時的に手動で変更することも可能。 | * アクセサリアドレスの割り当ても可能。 \\ スロットルから手動で転換したり、自動動作した進行方向を一時的に手動で変更することも可能。 | ||
| 行 34: | 行 38: | ||
| | ポイントデコーダ部 \\ 定格出力電流 | 最大2.0A | | | ポイントデコーダ部 \\ 定格出力電流 | 最大2.0A | | ||
| | 対応するポイント線路 | 直流2線式のソレノイドを使用したポイント線路 \\ (KATO製ユニトラック / TOMIX製ファイントラックのポイント線路で動作確認済み) | | | 対応するポイント線路 | 直流2線式のソレノイドを使用したポイント線路 \\ (KATO製ユニトラック / TOMIX製ファイントラックのポイント線路で動作確認済み) | | ||
| + | | 記憶可能なアドレス数 | 最大100アドレス | | ||
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| + | ====== 各部の説明 ====== | ||
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| ====== 配線例 ====== | ====== 配線例 ====== | ||
| 行 69: | 行 80: | ||
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| ===== ポイント転換方向の登録・変更 ===== | ===== ポイント転換方向の登録・変更 ===== | ||
| + | |||
| + | ==== 特定アドレスの車両の設定 ==== | ||
| ポイント転換方向を登録したい車両のアドレスが7セグメントLEDに表示されている状態で、「Closed」または「Thrown」ボタンを押します。 \\ | ポイント転換方向を登録したい車両のアドレスが7セグメントLEDに表示されている状態で、「Closed」または「Thrown」ボタンを押します。 \\ | ||
| - | ポイントが転換し、かつ「Registered」LEDが点灯すれば登録完了です。 | + | ポイントが転換し、かつ「Registered」LED(緑)が点灯すれば登録完了です。 |
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| 行 77: | 行 90: | ||
| {{: | {{: | ||
| - | * Closed: 直進側 | + | * Closed |
| - | * Thrown: 分岐側 | + | * Thrown |
| + | |||
| + | ==== 未登録車両・Railcom非対応車両の設定 ==== | ||
| + | |||
| + | 7セグメントLEDに番号が表示されていない状態で、「Closed」または「Thrown」ボタンを押します。 \\ | ||
| + | ポイントが転換し、かつ「Registered」LED(緑)が点灯すれば登録完了です。 | ||
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| + | {{: | ||
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| 行 86: | 行 106: | ||
| ポイント転換方向を削除したい車両のアドレスが7セグメントLEDに表示されている状態で、「Erase」ボタンを押します。 | ポイント転換方向を削除したい車両のアドレスが7セグメントLEDに表示されている状態で、「Erase」ボタンを押します。 | ||
| - | {{: | + | 右側LEDの「Registered」(緑)が消灯すれば、転換方向の登録削除は完了です。 |
| - | 右側LEDの「Registered」が消灯すれば、転換方向の登録削除は完了です。 | ||
| + | {{: | ||
| {{: | {{: | ||
| + | |||
| + | 未登録車両・Railcom非対応車両の設定を消去する場合は、7セグメントLEDにアドレス番号が表示されていない状態で操作を行います。 | ||
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| 行 156: | 行 178: | ||
| * Lenz Silver Mini | * Lenz Silver Mini | ||
| + | * [[https:// | ||
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| 行 164: | 行 187: | ||
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| - | ---- | + | ↓より解像度の大きいファイルは下記から閲覧してください。 (PDF) |
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| + | ====== オープンソース ====== | ||
| + | 基板設計データ、ファームウェアのソースコードは下記のGitHubリポジトリから入手できます。 | ||
| + | [[https:// | ||
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ctrlmodule/railcomturnoutswitch.1659280346.txt.gz · 最終更新: by ytsurui
