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mobiledecoder2:docs:funcconfig

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ファンクションの設定について

ファンクションに関連するCV値は、Function1からFunction7までの出力ごとにCV番号が2つずつ割り当てられており、それぞれファンクションキーとディレクションの設定、LED照度とファンクション種別の設定に使用します。

Function8については、モータードライバを利用して動作するため特殊な割り当てとなっており、CV番号を4つ使用します。
(アドレス制御、有効化、ファンクション種別制御 x 2)

出力ポートを持たない仮想ファンクション (ヘッドライト減光制御、入換標識灯、ヘッドライト常時点灯) については、CV番号が1つまたは2つ割り当てられています。


CV番号割り当て表

ファンクション出力ポート名
仮想ファンクション名
ファンクションキー
ディレクション
照度
種別
P1 (Function1) CV35 CV114
P2 (Function2) CV36 CV115
P3 (Function3) CV37 CV116
P4 (Function4) CV38 CV117
P5 (Function5) CV39 CV118
P6 (Function6) CV40 CV119
P7 (Function7) CV41 CV120
Motor (Function8) CV42 (設定値)
CV43 (有効/無効)
CV121 (前進)
CV122 (後進)
ヘッドライト減光 CV33 CV112 (LED照度のみ)
入換標識灯 CV34 -
自動ブレーキ機能の無効化 CV51 -
入換時の速度抑制 CV63 CV131
(速度の上限値)

ファンクション番号・ディレクションの設定

ファンクションキーとディレクション制御のCV値については、下記に示す構造となっています。

Bit7 Bit6 Bit5 Bit4-Bit0
後進のみ
(1 / 0)
前進のみ
(1 / 0)
将来の拡張のため予約 ファンクション番号
(0-28, 30, 31)

ディレクションによる制御を行う場合は、Bit7またはBit6を1にします。

ファンクション番号については、0から28から任意の番号に設定します。

30にした場合はそのファンクションは無効、31にした場合は常時動作するようになります。 ファンクション番号を31にした場合でも、Bit7またはBit6による方向制御は動作しますので、例えば車両が操作されている間、ファンクションボタンを操作しなくても進行方向に応じて点灯させるような設定も可能です。

下記に一部設定例を示します。

設定例での動作 10進数 2進数
F0で前進時のみ動作する 64 0100 0000
F0で後進時のみ動作する 128 1000 0000
F3で走行方向にかかわらず動作する 3 0000 0011
F1で前進時のみ動作する 65 0100 0001
Func Buttonの操作にかかわらず
前進時に常時点灯する
95 0101 1111
Func Buttonの操作にかかわらず
後進時に常時点灯する
159 1001 1111

ファンクション種別の設定

ファンクション種別の設定は、各ファンクションポートに接続したLEDの照度と動作種別を設定します。
照度は、0から15の16段階で設定できます。
種別には、ヘッドライト、テールライト左右、蛍光灯などがあり、それぞれに応じたエフェクトを適用できます。

Bit7 - Bit4 Bit3 - Bit0
照度 (100Hz PWM / 16段階) ファンクション種別

ファンクション種別一覧

ファンクション種別として選択できるエフェクトは、下記となります。

Bit3 - Bit0 設定値 2進数 設定値 ファンクション種別
0 0000 通常出力 (エフェクトなし)
1 0001 ヘッドライト (フェードイン / 減光あり)
2 0010 テールライト右
3 0011 テールライト左
4 0100 蛍光灯タイプ1 (室内灯 / 点滅点灯)
5 0101 蛍光灯タイプ2 (室内灯 / 点滅点灯)
6 0110 電球 (室内灯 / フェードイン点灯)
mobiledecoder2/docs/funcconfig.1642840805.txt.gz · 最終更新: 2022/01/22 08:40 by ytsurui

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