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dccdecoder:搭載事例:t-ec215f:tomix-98444

搭載例: TOMIX 215系中間車

TOMIX 215系中間車 (品番: 98444 / 98445)にT-EC215Fを搭載します。


用意するもの

  • T-EC215Fセット
  • ポリウレタン電線等の細い電線
  • 燐青銅板 (KATOの集電板等でも可)
  • 室内灯用の通電ばね (TORM. TP-017が組付け確認済み)

配線図

デコーダのR+、R-端子を車両のウェイトに接触するようにし、線路と通電するようにします。
12V、P7端子は2階部分の室内灯ユニットに接続されるように組み込み、1階部分と2階部分の室内灯をすべて制御できるようにします。

室内灯ユニット (図の上部基板) は、2枚に分割されておりますので、赤線部の3か所をすずメッキ線や、抵抗やLEDの足の切れ端などを用いてはんだ付けして接続します。

電解コンデンサについては、なくても動作しますが取り付けると走行時の通電不良に強くなり、室内灯のちらつきが減少するなどより安定して動作するようになります。
(組み込み方法については各自工夫してください)


デコーダの組付け

車両を分解し、2階座席パーツの裏側 (1階部分) にデコーダ本体を組み込みます。
デコーダ本体は強粘着タイプの両面テープ等で貼り付けます。

デコーダからの配線は、目立たない箇所に穴を開けて通すか、椅子パーツの隙間にはめ込んでウエイトとの接触面まで持ってきます。

各配線には、燐青銅板などを使用して接点となる箇所を用意します。
この作例では、KATOの車両に使用されている板バネを使用しております。

線路への接続部、2階室内灯への接続部を車両の前後で分けておくことを推奨します。

室内灯取付穴がない側に、線路からの通電部を作ります。
燐青銅板を凸型に曲げ、ウエイトに接触するようにします。

こちらの配線は、デコーダのR+、R-にそれぞれ接続するようにします。

別アングルから見るとこのようになっております。

室内灯のばねが通る穴が開いている側は、2階部分の室内灯を接続するための接点を作成します。
燐青銅板を曲げずに、穴の上にちょうど掛かるように設置し、ウエイトとの接触側をカプトンテープ等で完全に絶縁します。

こちらの配線は、デコーダの+12V、P7に接続します。

2階部分の室内灯については、製品オリジナル状態と同様に、ボディ側に取り付けます。
室内灯のばねが椅子の穴に収まるように組み立てると、デコーダから一括操作されるようになります。

オプションのコンデンサを取り付ける場合、左のように椅子パーツを多少切削して組み込むと、車内から見えない位置に隠すことができます。

dccdecoder/搭載事例/t-ec215f/tomix-98444.txt · 最終更新: 2022/07/07 15:31 by ytsurui

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