mobiledecoder2:t-ec215ra
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T-EC215RA
TOMIX製 215系 (Nゲージ) に無加工で搭載することができるDCCデコーダです。
(予定品)
おもな特徴
- TOMIX製215系の動力車に搭載されているライト基板と入れ替えることで、簡単にDCC化が可能。
(サウンド機能はなし) - 椅子パーツの構造に合わせて部品配置を行っているので、無加工で取り付けが可能。
- 4系統のファンクションを搭載。
ヘッドライト、テールライト、種別幕/運番表示、室内灯を個別に操作可能。 - ファンクション番号はF0-F28を任意に割り当て可能。
- ヘッドライトを停車時に減光する機能を搭載。
- BiDi (Railcom) による車両アドレスの応答に対応。
- モーターのBEMFによるフィードバック制御に対応。
- アナログコントローラーでの操作に対応。
純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力方式のコントローラーにおいても走行可能です。
仕様
項目 | 内容 |
---|---|
基板寸法 | XXmm x XXmm x XXmm |
推奨最大電圧 | 16V 搭載する鉄道模型車両の定格電圧以下で使用してください。 |
絶対最大定格電圧 | 22V |
定格出力電流 | 0.5A (モーター) / 0.1A (ファンクション) |
PWM周波数 | 40kHz + 30Hz/60Hz/120Hz 低周波成分は、CV60の設定値で有効無効切り替え、変更できます。 |
LED | 未搭載 |
デコーダリセット方法 | CV8 = 8 または CV8 = 13 を書き込む |
※本製品は、Nゲージ鉄道模型製品に搭載することを前提に設計・製造しております。
お客様の工夫により、より大きいゲージの鉄道模型製品 (HOゲージ等) に搭載することも可能ですが、モーターがNゲージ用よりも大出力のものが搭載されていることにより、モーター出力回路が破損する恐れがありますので推奨しません。
基板の表記と対応するファンクション初期値
基板上のファンクション出力端子と、コントローラー側のファンクション番号の対応は下記となっております。
基板表記 | ファンクション内容 | ファンクションキー番号 | 動作する走行方向 | 出力ポートの仕様 |
---|---|---|---|---|
P1 | ヘッドライト | F0 | 前進 | 定電流出力 (約10mA) |
P2 | テールライト左 (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 | 定電流出力 (約1mA) |
P3 | テールライト右 (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 | 定電流出力 (約1mA) |
P7 | 室内灯(蛍光灯) | F3 | - | トランジスタ出力: 電流制限なし (最大50mA程度まで) |
- | ヘッドライト減光 | F4 | - | |
- | 入換標識灯 (テールライトが常時点灯する) | F7 | - | |
- | 入換速度モード (走行速度の上限値を下げる) | F7 | - |
※基板表記が無いものは仮想ファンクションですが、ファンクションの初期値として便宜上表記してあります。
基板の各端子の説明
搭載時の注意事項
デコーダ裏面の絶縁
デコーダ裏面と車両のダイキャストフレームの接触により短絡し、デコーダ破損が起こる可能性があります。
下記画像や搭載事例を参考に、デコーダ本体の絶縁処理を実施したうえで車両に搭載してください。
搭載例
各種ドキュメント
DCCデコーダー (第二世代) 共通のドキュメントとなります。
mobiledecoder2/t-ec215ra.1651072130.txt.gz · 最終更新: by ytsurui