ユーザ用ツール

サイト用ツール


mobiledecoder2:k3057ra

K3057RA / K3057RA-S / K3057-T / K3057-ST

KATO製Nゲージ車両に搭載されている、3057と刻印のある基板と互換性のある形状をしたDCCデコーダです。
同一形状の基板であれば、3057以外の基板を搭載している車両にも使用することができる場合があります。

CV値一覧

頒布はこちら (外部サイト)


型番の違いについて

K3057RA (両運転台 / M車用)

K3057RAシリーズのすべての機能を搭載したデコーダです。
主に電気機関車や、両運転台型の電車や気動車への搭載を想定しています。

K3057RA-S (片運転台 / M車用)

K3057RAから、後部側のファンクション機能を削り、4ファンクションとしたモデルです。
(ヘッドライト / テールライト左右 / 室内灯)

片運転台型の電車や気動車への搭載を想定しています。

K3057-T (両運転台 / T車用)

K3057RAから、モーター駆動とBiDi(Railcom)用の回路を省略し、トレーラー車両専用としたモデルです。
電車や気動車のトレーラー車両への搭載を想定しています。

K3057-ST (片運転台 / T車用)

K3057-Tから、更に後部側のファンクション機能を削り、4ファンクションとしたモデルです。
(モーター駆動回路 / BiDi応答回路もなし)

片運転台型の電車や気動車への搭載を想定しています。


おもな特徴

  • 最大7系統のファンクション出力を搭載
    (ヘッドライト前後、テールライト左右 x 前後、室内灯やキャブライト等 x 1)
    ※片運転台タイプは4系統のファンクション
  • ファンクション番号はF0-F28を任意に割り当て可能
  • ヘッドライトを停車時に減光する機能を搭載
  • テールライト用LEDを左右に設置することで、実車の入換運転時に見られる片目点灯を再現可能
  • BiDi (Railcom)による車両アドレスの応答に対応
    ※トレーラー車両向けモデルを除く
  • モーターのBEMFによるフィードバック制御に対応
  • アナログコントローラーでの操作に対応。
    純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力方式のコントローラーにおいても走行可能です。

仕様

項目 内容
基板寸法 69mm x 14mm x 1.7mm
基板厚: 0.6mm
推奨最大電圧 16V
搭載する鉄道模型車両の定格電圧以下で使用してください。
絶対最大定格電圧 22V
定格出力電流 0.5A (モーター) / 0.1A (ファンクション)
PWM周波数 40kHz + 30Hz/60Hz/120Hz
LED 未搭載
搭載する車両に合わせた位置にLEDを搭載してご利用ください。
デコーダリセット方法 CV8 = 8 または CV8 = 13 を書き込む

※本製品は、Nゲージ鉄道模型製品に搭載することを前提に設計・製造しております。
お客様の工夫により、より大きいゲージの鉄道模型製品 (HOゲージ等) に搭載することも可能ですが、モーターがNゲージ用よりも大出力のものが搭載されていることにより、モーター出力回路が破損する恐れがありますので推奨しません。


型番ごとの機能

モーター制御 ファンクション Railcom (BiDi) 自動ブレーキ
(アシンメトリーDCC)
前方側
(P1-P3)
後方側
(P4-P6)
室内灯
(P7)
K3057RA
K3057RA-S
K3057-T
K3057-ST

基板の表記と対応するファンクション初期値

基板上のファンクション出力端子と、コントローラー側のファンクション番号の対応は下記となっております。

基板表記 ファンクション内容 ファンクションキー番号 動作する走行方向 出力ポートの仕様
P1 ヘッドライト F0 前進 定電流出力 (約10mA)
P2 テールライト左
(P1と同じ側に対応)
F1 後進 定電流出力 (約1mA)
P3 テールライト右
(P1と同じ側に対応)
F1 後進 スルーホール: 定電流出力 (約1mA)
裏面パッド: 定電流出力 (約10mA)
P4 ヘッドライト F0 後進 定電流出力 (約10mA)
P5 テールライト左
(P4と同じ側に対応)
F1 前進 定電流出力 (約1mA)
P6 テールライト右
(P4と同じ側に対応)
F1 前進 スルーホール: 定電流出力 (約1mA)
裏面パッド: 定電流出力 (約10mA)
P7 室内灯(蛍光灯) F3 - トランジスタ出力: 電流制限なし
(最大50mA程度まで)
- ヘッドライト減光 F4 -
- 入換標識灯
(テールライト左のみ点灯)
F7 -
- 入換速度モード
(走行速度の上限値を下げる)
F7 -

※基板表記が無いものは仮想ファンクションですが、ファンクションの初期値として便宜上表記してあります。


搭載時の配線方法

ヘッドライト用LEDを上面パッドに搭載し、テールライトを左右に分けて搭載する場合の配線方法は下図となります。

P1からP6までの出力ポートについては、定電流出力となっておりますのでLEDを直結して使用可能です。
P7は電流制限抵抗を外付けする必要があります。


搭載例

K3057RA / K3057RA-S (動力車)

K3057-T / K3057-ST (トレーラー車)

※搭載例で使用しているデコーダは、試作サンプルを用いている場合があり、細部が頒布している製品と異なる場合があります。
あらかじめご了承ください。


各種ドキュメント

Open Source

ファームウェア書き換え方法

ファームウェア書き換えは、デコーダ本体にあらかじめ装備されている「PROG」端子を使用して行います。
この端子に、UPDI対応のAVRライターを接続して書き換えを行います。

PROG端子のピンアサイン

デコーダ表面の表記が読める方向に置いた際に、線路端子側が「UPDI」、ファンクション端子側が「GND」となっています。

書き換え手順

書き換え手順には、Arduino IDEでスケッチを書き込む方法、すでにコンパイル済みのバイナリを書き込む方法の2つがあります。

AVRライターをお持ちでない場合、Arduinoデバイスがあればそれをライターとして使用することができます。

書き換え時の接続方法

Arduino Unoをライターとして使用する際の接続方法を下図に示します。

デコーダ本体に電源供給を行わないとマイコンが動作しないため、この例ではArduino本体の+5VとGNDをデコーダの線路電源入力に接続しています。
もちろん、線路電源入力に+12Vを供給したり、あるいはDCC線路から直接電源供給しても書き換えできます。

接続時の注意事項

K3057シリーズは構造上、線路端子の裏側に別のパターンが存在しており、そのままワニ口クリップで基板を挟むとはんだレジストが損傷し、意図せず短絡してデコーダ焼損が発生するケースがあります。
そのため、下記例のように適当な厚紙やプラ板などを挟み、線路端子の反対側を保護するように接続してください。


mobiledecoder2/k3057ra.txt · 最終更新: 2022/05/15 15:21 by ytsurui