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Nゲージ向けDCCデコーダ
サークル「MT40」で二番目に開発したDCCデコーダとなります。
マイコンに「ATtiny1606」を採用し、モーター制御と7つのファンクション出力、BiDi(Railcom)への対応を行っていることが特徴となります。
※ファンクション出力のみの機種では、ATtiny806を採用しています。
バリエーション一覧
品名・形状 | おもな対応車両 |
---|---|
K3066RA / K3066RA-LED | KATO製Nゲージ鉄道模型のうち、下記の刻印のある基板を搭載している車両 「3066」「3070」「3101」など ※基板の番号は一例です |
K3057RA / K3057RA-S | KATO製Nゲージ鉄道模型のうち、下記の刻印のある基板を搭載している動力車 「3057」「3023」「3010」「4904」「6095」など ※基板の番号は一例です |
K3057-T/ K3057-ST | KATO製Nゲージ鉄道模型のうち、下記の刻印のある基板を搭載しているトレーラー車両 「3057」「4904」「6095」など ※基板の番号は一例です |
M02F7RA | 各社Nゲージ鉄道模型車両 |
K7012RA | KATO製Nゲージ鉄道模型のうち、「7012」と刻印のある基板を搭載している車両 (DD13) |
T-EC215RA | TOMIX製 215系 動力車 |
T-EC215Tc | TOMIX製 215系 トレーラー先頭車 |
T-EC215F | TOMIX製 ダブルデッカー中間車両 |
M02Light-N | 各社 狭幅室内灯搭載可能車両 |
【予定品】M02Light-W | 各社 広幅室内灯搭載可能車両 |
おもな特徴・仕様
- 7系統のファンクション出力を搭載。
- 定電流回路を搭載している機種では、ファンクション出力に直接LEDの接続が可能。
(詳細は各機種ごとのページをご参照ください) - ファンクション番号は、それぞれの出力にF0からF28まで任意に割り当て可能。
また、進行方向による点灯・消灯も個別に設定可能。 - ヘッドライトに設定したファンクションでは、停車時に減光し、ハイビームとロービームを模擬的に再現する機能を搭載。
- テールライトを左右別に配線できる仕様とすることで、実物の入換運転時に見られる、テールライトの片目点灯を再現可能。
- BiDi (Railcom)による車両アドレスの応答に対応。
- モーターのBEMF取得によるフィードバック制御に対応し、牽引負荷の変動や、勾配における速度変化を一定に保って走行させることができます。
- アナログコントローラーでの操作に対応。
純直流出力コントローラーだけではなく、PWM出力方式のコントローラーにおいても走行可能です。
基板の表記と対応するファンクション初期値
基板表記 | ファンクション内容 | ファンクションキー番号 | 動作する走行方向 |
---|---|---|---|
P1 | ヘッドライト | F0 | 前進 |
P2 | テールライト左 (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 |
P3 | テールライト右 (P1と同じ側に対応) | F1 | 後進 |
P4 | ヘッドライト | F0 | 後進 |
P5 | テールライト左 (P4と同じ側に対応) | F1 | 前進 |
P6 | テールライト右 (P4と同じ側に対応) | F1 | 前進 |
P7 | 室内灯(蛍光灯) | F3 | - |
- | ヘッドライト減光 | F4 | - |
- | 入換標識灯 (テールライト左のみ点灯) | F7 | - |
- | 入換速度モード (走行速度の上限値を下げる) | F7 | - |
※基板表記が無いものは仮想ファンクションですが、ファンクションの初期値として便宜上表記してあります。
各種ドキュメント
DCCデコーダー (第二世代) 共通のドキュメントとなります。
Open Source
本デコーダの基板設計データ、ファームウェアについてはすべてオープンソースで提供されており、自由に利用・改変・製造を行っていただくことが可能です。
なお、これらのオープンソースについてはすべてMITライセンスにて提供させていただいております。
mobiledecoder2/top.txt · 最終更新: 2022/12/28 18:22 by ytsurui